＜小ネタ＞クイッククランプが壊れたので修理してみた。

クイッククランプが壊れた・・・

小屋で作業していて使用頻度が一番多いのが、クイッククランプです。こんなようなやつ

高儀 TAKAGI クイックバークランプ 300mm QBC-300

木材を切断したり、仮組したりするときには重宝する道具です。

先日そのクランプが壊れてしまいました。

材木をかなり強い力で締め付けていたら

「パキッ！！」

って音がしてレバーがぐらぐらになって締まらなくなってしまいました・・・

どこのホームセンターでも売っているＤＩＹ向けの割と安い部類のクランプだったので、仕方ないかと思い捨てるつもりだったのですが、中の構造を知りたくて分解してみました。

よく見るとレバーの軸になっているピンを固定しているリング状のプラスチックの部品が割れてしまっています・・・

逆にそれ以外の箇所は破損していないようなので、ピンの代わりにビスを貫通させて直してみることにしました。

修理した方法

使用した道具・材料

• メジャー
• 保護手袋
• ノギス
• やすり
• ドリル
• 保護メガネ
• M5ビス＋ワッシャ+スプリング+ナット
• 接着剤

まずピンの太さをノギスで測ってみました。

シンワ測定(Shinwa Sokutei) 普及ノギス シルバー M型 150mm 19899

ほぼ５ｍｍなので、Ｍ５のビスをピンの代用品にしてみます。

長さは２２ｍｍの物が閉じることが出来る長さの物を使用します。
今回は、３０ｍｍのビスがたまたまあったので使用しました。

５ｍｍのキリで穴を開けます。

穴にビスを差し込んで、元通りに組んでいきます。

ナットで締め付けたら、動きを確認します。
余り締め付けると動きが硬くなって使いにくくなるので、緩めに締めます。

動きが良さそうなら、ナットが緩むのを防止するために、接着剤をビスとナットの間に少量塗ります。接着剤は緩まなければ何でもいいと思います。
今回は、瞬間接着剤を使用しました。

セメダイン 瞬間接着剤 3000KX 多用途 20g CA-061

しばらく使用してみましたが、問題なさそうです。むしろ以前より強度が増したような気がしますｗ