自作小屋 その2 角パイプの溶接でフレーム作成

自作小屋 その2 角パイプの溶接でフレーム作成

フレーム計画

目標の予算がある以上材料を適当に買うわけにはいきません。
めんどくさいけど、少し図面を書きました。

角パイプフレーム計画

細かい寸法は割愛させていただきます。m(__)m
材料のロスを極力少なくするために、屋根の勾配をギリギリゆるくしました。(雨漏りのリスクがあるのであまりおすすめしませんw)

長い材料をいきなり溶接するのは素人には荷が重いので、まず各コーナーを短い角パイプ同士直角に溶接してパーツ化して長い材料は、極力直線で溶接するように加工します。
これならド素人でもなんとかなるかもw

角パイプ調達

50×50×6000mmの角パイプを地元の各ホームセンターを徘徊して価格調査をしていると、平均1本3000円前後なのに、1件だけ1本2500の店舗を発見!!


「これください!!」

安い!!
角パイプ購入

ついに角パイプ購入しましたよ。
そのままでは車に入らないので、ざっくりパーツに使えそうなサイズにカットしてもらいました。1カット200円也。

材料積み込み

車中泊用のハイエーススーパーロングが意外な時に役に立ちましたなw

ついに買ってしまった。。。もう後には引けません。。。

パーツ作成

いよいよ溶接作業に入ります。

使用した工具

  • メジャー
  • スコヤ
  • 水平器
  • 溶接機(200V直流インバーター)
  • 溶接面
  • 保護手袋
  • マスク
  • ディスクグラインダー
  • ドリル
  • 丸鋸
  • 金属用チップソー
  • 保護メガネ
  • 丸鋸ガイド(90・45度切断用)
  • クランプ

まず丸鋸で短く適当に切った角パイプの端部を45度に切断します。

丸鋸ガイドがあると、きれいに切断できます。

参考商品です


金属用のチップソーは、切断カスが飛び散って目に入ったら大変なので、保護メガネは必修です。

参考商品です

 

切断した角パイプを90度に合わせてスコヤで確認します。

参考商品です

直角を確認したら、クランプで仮固定して、溶接機で仮溶接します。
溶接機はamazonで買った中華製の200V直流インバーター溶接機です。この位の厚みなら100Vでも全然溶接できると思います。溶接初心者なら(自分も含め)直流インバーター溶接機が、アークを発生させやすいので、とても扱いやすいと思います。
ホームセンターで売っているDIY向けの溶接機は連続使用が出来ないので、小物溶接以外はやめたほうがいいです。

参考商品です

仮溶接後、もう一度スコヤで90度を確認して、もし角度が合ってなければ、ハンマーで叩いて調整したり、もう一度仮溶接からやり直します。
仮溶接が終わったら、本溶接をします。角パイプは薄いので、溶接電流はこまめに調整をします。(手を抜くとすぐに穴が開きますw)

溶接へたくそですいません

参考商品です

溶接が完了したら、溶接痕をディスクグラインダーで平らに整えます。

各パーツを作成したらこまめにサビ止めをします。

次に地面に接する部分にナットを溶接します。これは、フレームを組み立てるときに、水平を出す為のアジャスター代わりに使用します。今回は、サイズM12のナットを使用しました。

ナットを溶接する箇所にボルトが貫通するための下穴を開けて、そこへナットを溶接します。

ナットを溶接したら、ボルトが入る事を確認しておきます。

これで、各パーツは完成です。

フレーム組み立て

各パーツとフレームを溶接していきます。
基本的には直線に溶接するので、固定がしっかりしていれば、曲がらないはずです。

アングルやクランプを使用して直線に仮固定します。
当然いきなり本溶接せず、仮溶接をして確認してから、本溶接をしました。写真のクランプは世界のダイソー製です。1個200円。とりあえず壊れてもいいんで、店にあるだけ買ってきました。仮固定なら十分役割を果たしています。

写真では見にくいですが、ボルトのアジャスターで水平に調整しながら溶接していけば無理な力がかからず、素人でも規格的真っすぐに溶接出来ます。


※正直少しくらい曲がってもいいのではと思ってました。なぜなら骨組を材木で作成するにしても、ホームセンターの材料なら多少は反りやねじれがあるはずなので、多少の誤差は気にしないスタンスの方が気が楽です。
なんといってもDIYなんで、楽しんで作業する事が一番だと思います。

垂直の柱も同様に溶接していきました。柱も垂直に立てるため水平器で確認します。

参考商品です

 

こんな感じでフレームを作成しました。

続く・・・