自作小屋 その16 自作木製引戸を作り直した・・・
2020年6月にとりあえず完成した自作小屋ですが、半年経ってきたら予想通り不具合が出てきました・・・
木製引戸がものすごく反ってきました・・・
1×4材が手ごろなサイズで安かったので採用したという安易な考えで作ったんですが、完全に考えが甘かったですな・・・
ビスケットジョイントもケチって数を少なくしたために、天候の変化による湿気と乾燥の繰り返しで起こる木材の伸縮にビスケットと接着剤が負けて、隙間が出来てしまいました・・・
よってこの失敗を生かすべく再度自作木製引戸を作り直します!!
新自作木製引戸の改善点
・外周を反らない材料で囲う・・・Lアングルで枠を作成する。
・板が容易に反らないようにする・・・厚みのある材料を使用する。(効果は解りませんw)
・取っ手も端材ではなく、しっかりとした材料で作成する・・・パイプを加工して自作する。
こんな感じでやってみますw(ざっくりですいません・・・)
使用材料
・Lアングル 40×40×@3.0 L=5500mm×2本
・カフェ板という板材(ホームセンターで見つけた・・・)200×@30×L2000
・ワッシャービス
・ガス管(G36)過去に交換したアンテナマストの切れっぱし・・・
・アンカー(M12用)その辺に転がっていた・・・やつ・・・
・・・結局端材使ってるやんw・・・
とりあえずこんな感じです。
外枠を作成する
Lアングルで外枠を作成します。鉄は木材ちは違い反りにくいと思うので、採用しました。
カフェ板の厚みが30mmなので、40mmのアングルを使用し、厚みが3mmなので、7mmほどアングルから板が凹む想定で作成します。
H1950×W1200の引戸を作成するので、少し長めにホームセンターでカットしてもらって持ち帰りました。
今回、Lアングルを45度や90度へ正確に切断するために、治具を作りました。YouTubeのパクリですがw
アルミのLアングルと端材で簡単に作れますが、効果は絶大です!!
Lアングルの45度カットがとても正確に出来ます。
コーナーもビックリする位ピッタリですw
あとは溶接して、溶接ビードをグラインダーで削って錆止めスプレーをしたら枠の完成です。
枠内の板材を作成する
前回の1×4材では、薄く反りが目立ったので、、、
何か良い材料は無いかとホームセンターで物色していたら、
「カフェ板」という板材を発見!!
板厚30mmで長さが2000mmという枠に丁度良い板がありました。(カインズホームに有りました。)
若干値段が高かったけど、作り直せば無駄な出費が増えるので思い切って7枚購入しました。
カフェ板は側面がくの字に処理されているので、両端切り落としてビスケットジョイントする為にジョイントカッターで切込みを入れていきます。
今回は、反りを極力抑えるために、100mmピッチで切込みを入れました、、、
そして、レースウェイクランプでガッチリ締め付けます。
今回は端部までしっかりビスケットジョイントを入れました。
接着剤は、タイトボンドの耐水タイプを使用しました。
枠材と板を合体させる
出来上がった板材を、アングルで作成した枠材のサイズに合わせて、4方を切り落とします。
そして、枠材を板材をガッチリ固定するために枠材へ木ビスの下穴を開けます。
側面は100mmピッチで、上下は、元の板材へビスを2本とめられる位置へ穴を開けました。
引戸下のレールの出幅に合わせて、ガイド代わりに何かで余っていたアンカーを使用して溶接しました。レールの出幅に有らせてあるので、センターには固定してありません。
ビスで固定したら、いつものオイルステインを着色します。
取っ手を自作する
引戸が、なかなか重厚な雰囲気になったので、取っ手も自作することにしました。
アンテナマストに使用していたガス管を45度にカットして、溶接していきます。
そして、溶接ビードをディスクグラインダーで削って形を整えます。
同じものを2つ作りました。
次に、引戸へ固定するために幅の広めなフラットバーへ溶接して、艶消しスプレーの黒で仕上げました。
こんな感じになりました~
今回から、半自動溶接機を導入しました。アマゾンのタイムセールで5000円も安かったので、完全に衝動買いですw
そして炭酸ガスを近所の酒屋さんで買いました。
ボンベの保証料5000円(返却時に返ってくるらしい・・・)
炭酸ガス5kgで3000円
だったので、思ったより安かったです。
しかし、炭酸ガス用のレギュレーターは・・・予想外に高かった・・・
こんな感じの物です・・・
フラックス入りのワイヤーを買えば炭酸ガスは必要ないけど、スパッタが少なく、スラグ除去が必要ないので、手軽に溶接出来て便利です。
あと、長い目で見ればランニングコストも安いはずです。
完成
あとは、前回取り付けていたナンバー錠と、吊戸車を移設すれば完成です。
ダイケン 吊戸車 車径40 HW40N ベージュ (マンセル記号5Y7/1)
早速取り付けてみました。
なんかいい感じじゃないですかwww
撤去した引戸は、もちろんカットして再利用します。
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