<小ネタ>車中泊旅行先の車内から自宅のテレビを視聴した方法

<小ネタ>車中泊旅行先の車内から自宅のテレビを視聴した方法

車中泊先では地デジが受信できないエリアが意外と多い

おっさんは毎年年末年始にかけて、九州や四国、中国地方(主に暖かそうなところ)へ奥さんと車中泊で放浪という名の旅行をしています。
岐阜から九州への移動中や休憩先、車中泊するオートキャンプ場RVパークの車内で食事しながらテレビを見ようとすると映るチャンネルが少なかったり、そもそも地デジが受信できないエリアも意外とあります。
おっさんの社内のテレビにはamazonのfire tv stickが差してあるので、

Fire TV Stick – Alexa対応音声認識リモコン付属

     

Amazonプライム・ビデオ


youtubeや、プライムビデオなどの動画はいつでも見れますが、この年代のおっさんとしては、
「やっぱり地上波放送をリアルタイムで観たい!!」
というわけで、いろいろ試した結果、現在の視聴方法にたどり着いたので紹介してみようと思います。

※テレビ映像は放送権・著作権等の法律により守られています。本方法の使用にあたっては、個人的な視聴目的でのご利用をお願いします。

既製品の機器を使用した視聴方法

ここからはあくまでも個人的主観です・・・
以前はボルカノフローという機器へテレビチューナーを接続して使用していましたが、接続サービスが中止してしまったため、粗大ごみになりました。


次にIO DATAの

I-O DATA 地デジ/BS/CS ダブルチューナー レコーダー 外付けHDD(録画)/HDMI対応/Fireタブレット対応 EX-BCTX2

を購入しました。
録画機能があって、外出先からも視聴できるということで購入したのですが、


・アンドロイド端末でのテザリングではうまく接続できない。
・テレビなどのモニターへは映像を出力できない。
・90日位?事にペアリングをしないと外部から視聴できなくなる。


など、自分の使用環境とは合わなかったので、スマホでの視聴専用として放置してあります。
モバイルルーター経由でタブレットで視聴するのであれば、問題なく快適に視聴できると思います。

つぎにピクセラ社の

ピクセラ サイトエアボックスWindows/Mac/iPhone/iPad/Android/Kindle Fire対応 ワイヤレステレビチューナー (地上 BS 110度CSデジタル放送対応)

を購入しました。この機種はテザリングでも接続できます。
ただ、やはり

・テレビなどのモニターへは映像を出力できない。
・90日位?事にペアリングをしないと外部から視聴できなくなる。

この2点は共通なようです。
ここまで試して初めて、映像の著作権問題で外部モニターへ出力できない仕様と言う事に気が付くという、なんとも無駄なことをしていたわけで、

そこで、
Fire TV Stick – Alexa対応音声認識リモコン付属を購入して、

  

ピクセラ サイトエアボックスWindows/Mac/iPhone/iPad/Android/Kindle Fire対応 ワイヤレステレビチューナー (地上 BS 110度CSデジタル放送対応)

のアプリを起動すると、なんとか、視聴は出来るようです。
アプリの操作するには、「fire tv stick カーソル」で検索すると、アプリ上にカーソルがでてきて視聴を操作できるアプリが見つかるので試してください。

ピクセラ サイトエアボックスWindows/Mac/iPhone/iPad/Android/Kindle Fire対応 ワイヤレステレビチューナー (地上 BS 110度CSデジタル放送対応)は、録画もできて、テザリングでも接続でき、外部モニターでも見ることが出来るので、使用環境にはとてもあって今現在でも使用しているんですが、移動中に、助手席や後部座席で視聴しているときに、4Gの電波が悪く接続が不安定なエリアへ行くと、再接続へ時間がかかり、肝心なところが観れないという残念な事が多く、停車中の視聴専用になりました。
移動中に運転手がテレビを観ると危険なので見る必要が無いと思いますが、テレビの音声が耳に入るだけでも、意外と内容がわかりますし、不思議と音楽を聴いているときよりも、眠気に襲われません・・・(個人的主観です・・・)

よって、もう少し安定的に視聴できる方法を検討してみます。
(どんだけテレビ見たいんやw)

そのほかにも、市販のHDDレコーダーでもスマホやタブレットからなら外出先から視聴できるものも結構あります。

参考商品

【即納】パナソニック ブルーレイディスクレコーダー おうちクラウドディーガ 2チューナー 500GB HDD内蔵 DMR-BRW560【送料無料】【KK9N0D18P】

パソコンのキャプチャーデバイスからHTTP配信する

以前、自宅の物置を整理していたら、古い地デジBSCSチューナーが出てきました。出力はアナログの赤・白・黄のやつです。
で、ふと
「これキャプチャーして自分専用でブラウザに配信できんかな・・・」
「BSCS放送もアンテナ無しで観れるし・・・」
「トンネル入っても映像切れんし・・・」
「もし接続切れてもブラウザやから直ぐに再接続できるはず・・・」

というわけで、
ネットでいろいろ検索していると、

参考サイト

OBSを独自ストリーミングする方法


なページを発見!!

とりあえずやってみることに、、、

まずチューナーの映像と音声をキャプチャーするために、サンワダイレクト USBオーディオキャプチャー アナログ音声デジタル化 カセットテープ/MD/レコード Windows対応 ソフト付属 400-MEDI017を購入。
でパソコンと接続して、付属CDからドライバーをインストール。
で配信ソフトは、上記のページを参考にフリーで使えるらしいOBSというアプリをインストール。

https://obsproject.com/ja/download

とりあえず起動して、

デバイスに接続されているキャプチャーデバイスを選択すると、画面に映像が出てきます。

あとは、上記のサイトを参考に設定していくと、
※トラブル防止の為、細かい説明は省略します m(__)m


こんな感じでブラウザで映ります。

あとは、外部からの接続を可能にする為に、ルーターへ映像配信するパソコンのIPアドレスの固定と、外部からの接続ポートをパソコンへの接続する為の設定します。

パソコンのIPアドレスの固定は、

こんな感じに設定して、
外部からの接続ポートをパソコンへの接続する為の設定は、

こんな感じで設定しました。

https://www.cman.jp/network/support/go_access.cgi


こちらのサイトでグローバルIPアドレスをかくにんして、スマホの4G接続で

http://調べたグローバルIPアドレス:8888

に接続して視聴できれば、視聴部分は完成です。
毎回IPアドレスを調べるのが面倒なら、



で、ドメインを取得して、お名前.comのダイナミックDNSクライアントというアプリで設定をすれば、グローバルIPアドレスが変わっても、自動的に変更してくれる為、いつでもブラウザから視聴が出来ます。
ドメインの管理費も年間1000円程度なので、気にならない金額じゃないでしょうか。

映像が視聴できるようになった後は、リモコンの操作です。
リモコンは単純に、スマートリモコンを使用しています。
SwitchBot スイッチボット スマートホーム 学習リモコン Alexa – Google Home IFTTT イフト Siriに対応 SwitchBot Hub Mini
学習機能があるので、赤外線リモコンならほとんど対応していると思います。

まとめ

この方法なら、キャプチャーデバイスがHDMIでも可能なので、自宅のブルーレイレコーダーや使ってないレコーダーを使用することもできます。もちろんBSやCS放送も見れます。高価な自動追尾BSCSアンテナは必要ありません。

OBSの出力設定を変更すれば、パケットを節約した設定にできるので、ご自身のパソコンの性能や通信環境に合わせた配信環境が設定できます。

楽天アンリミットならパートナーエリアでも1Mbps程度出るので、ほとんど途切れる事なく見ることができます。